25日に長野県中野市で発生した、猟銃発砲立てこもり事件。事件は、発生から12時間経過した26日午前4時半に、犯人自ら投降するという形で一先ず解決しました。
事件発生時から、犯人の男は、地元市議会で議長を務める青木正道氏の息子ではないかと囁かれていました。
逮捕された犯人は「青木政憲容疑者(31)」。やはり、青木正道市議会議長の長男と判明しました。
警察官2人を含む4人の命を奪った青木政憲容疑者は、どういう人物なのでしょうか。青木容疑者の顔画像や人物像を調査しました。
長野猟銃発砲立てこもり事件「犯人は市議会議長の息子」警察官二人死亡
青木正道顔画像や家族構成「イケおじ市議会議長」長野猟銃発砲立てこもり事件
青木政憲顔画像「顔は母親似か」
画像引用:SBC信越放送
こちらが、逮捕された青木政憲容疑者の顔画像。眼光鋭いキツネ目が印象的です。顔立ちは「イケおじ」の青木正道市議会議長とはあまり似ていないように見えます。
親子二人の写真を並べてみると、眉毛が似ていますね。青木政憲容疑者は、どちらかといえば、母親似なのかもしれません。
青木政憲容疑者「3人きょうだいの長男」
青木政憲容疑者には、弟が1人と妹が1人いるそうです。父親は地元市議会で議長を務める青木正道氏で、母親は青木律子さん。
長男ということで、さまざまな重圧があったのかもしれません…。
父親の跡を継ぎ農園を経営
青木正道市議会議長は、議員活動の傍ら13代続く農園を経営していました。農園の名前は「マサノリ園」。
青木政憲容疑者は、父の跡を引き継ぎその農園を経営していたようです。
もともとは、13代続く果樹園だったようです。「マサノリ園」という名前を見る限り、息子の名前を農園名に付けたのではないでしょうか。
父親である青木正道議長は、息子に深い愛情を持っていたのかもしれませんね。政憲容疑者にとっては、父の愛情や期待が重荷だったのでしょうか…。
農園の住所は、青木容疑者の自宅住所と近いので、ニュース映像に写っていた工場のような建物が、農園の一部かもしれませんね。
ジェラート店も経営「フルーツが魅力のスイーツ店」
こちらが、青木政憲容疑者が父から経営を受け継いだジェラート店です。
店名は「Gelateria Frutti(ジェラテリアフルッティ)」。1号店は軽井沢にあり、こちらの中野店は2号店になります。オープンしたのはコロナ禍前の2019年。
青木容疑者が運営していた果樹園「マサノリ園」で、減薬栽培された果実を贅沢に使った果実感たっぷりのジェラートが人気のお店です。
中野店のフレーバーは日替わりで、人気はシャインマスカットやナガノパープルといったぶどう。テイクアウトはもちろん、店内にはイートインスペースもあり、ゆっくりとジェラートを楽しむことができるようです。
お店に行ったことがある方の投稿を見ても、美味しさが伝わってきます。
今回の事件を受けてでしょうか、現在お店の公式インスタグラムは非公開となっていました。しかし、お店の公式HPは閲覧可能でした。➡ Gelateria Frutti 公式HP
上信越自動車道の「信州中野IC」の近くにあり、かなり広い駐車場があります。大型バスで観光客が多く訪れていたのではないでしょうか。軽井沢にある1号店は、行列ができるほどの人気があったようです。
地元の新聞にも紹介されていました。この地元紙の記事内には、マサノリ農園園主として、青木政憲容疑者の名前が記載されています(赤ライン部分)。
2号店である「中野店」がオープンする際、青木正道市議会議長は、知り合いの市議に「息子がやるんだ」と嬉しそうに話していたそうです。
青木政憲「おとなしい優しい人」凶行に至る犯行動機は?
青木政憲容疑者について、容疑者を知る近所の住人や同級生は「優しい人」「真面目で大人しい人」「少し変わったところがある」などと語っています。
とても、このような事件を起こす人物のようには見えなかったようです。しかし、犯行時の目撃者の証言では、落ち着いた様子で被害者に刃物を突き立て、「殺したいから殺しただけ」と答えるなど、残忍な一面が窺えます。
サバゲーにのめり込む
青木容疑者が最初の被害者を襲撃した際、迷彩服にサングラス・マスクを着用し、腰にはサーベルのような長い刃物を携帯した格好をしていたようです。
ニュースで聞いたときに、頭に浮かんだのは「サバゲーする人っぽい格好だな」でした。調べていくと青木容疑者はどうやら、本当にサバゲーにハマっていたようです。
追記:青木政憲「ひとりぼっちをののしられ刺した」思い込みで凶行か
4人が亡くなった事件現場は、26日夕方になっても警察による規制が続いています。捜査関係者によると、青木容疑者は家族に対し、「大学時代にいじめにあい、人間関係が苦手になった。そのため、家業の農業を1人でしていた」と語っていたようです。
また、最初に村上さんを刺した理由について、「ひとりぼっちであることをののしられたと思って、刺した。駆けつけた警察官は、撃たれると思って猟銃で射殺した」という趣旨の話をしていたそうです。
目撃者が証言していた犯行時の青木容疑者の行動からは、犯行に至った動機として上記の理由はやや疑問が残る点が多い。
近所の住民からは、青木容疑者について「挨拶をしても無視する」「引きこもり気味だった」という声も聞かれ、青木容疑者は人付き合いが苦手だったことが窺えます。
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