今年2月中旬に、回転寿司チェーン「はま寿司」の富山県内の店舗で男子高校生による「ガリ直食い」騒動が発覚。問題発覚後、「はま寿司」は迷惑行為を行った関係者の謝罪を拒否し警察に被害届を提出しました。
「スシロー」「くら寿司」でも同様に迷惑行為動画による炎上騒動が起き、回転寿司業界は相次ぐ「寿司テロ」により多大な被害を受けました。迷惑行為動画の関係者が逮捕される刑事事件に発展したケースも…。
そんな中、今度は回転寿司チェーン側に問題が発覚。回転寿司チェーン大手の一角「はま寿司」の福島県内の店舗に勤務する従業員3名が、期限切れの寿司ネタを店舗で客に提供していたことを週刊文春に告発しました。
当初は「事実確認ができませんでした」と否定していた「はま寿司」ですが、7日になって「使用期限」切れの食材を提供していたことを公表しています。
本記事では、「はま寿司」の他店舗でも同様の行為が行われていなかったのか調べてみました。
はま寿司期限切れ寿司ネタ提供「5年以上前から横行」郡山堤店
普通に店長に指示されてやってたけどな5年以上前から
今回、週刊文春への告発で問題が発覚したのは、福島県内にある「はま寿司 郡山堤店」です。「はま寿司」の社内調査では、社員である店長は張り替えの事実を知らず、指示もしていなかったことが判明しています。
しかし、当該店舗で働いていたことがあるという元従業員とみられる方のツイートによると、「はま寿司 郡山堤店」で問題の「期限切れ」食材へのラベル張り替えが行われていたのは、「5年以上前から」しかも当時は「店長指示」で行われていたようです。
事実であれば消費者に対する裏切り行為といえるでしょう。
はま寿司期限切れ寿司ネタ提供「期限切れでも問題なし」
今回「はま寿司」で行われていた「期限切れ食材」のラベル張り替えによる提供問題。「はま寿司」を運営するゼンショーホールディングスによると、問題となっている食材の「期限」は、一般的な「賞味期限」「消費期限」でなく、あくまで社内で設定された「使用期限」ということです。
使用期限は、解凍した食材などに対し、元の食材の消費期限を超えない範囲で同社が設けていた。同社は、健康被害の報告はないと説明している。
「期限切れ寿司ネタ」を提供していた店舗では、「消費期限切れ」ではなく、「使用期限切れ」なので問題がないという判断だったのでしょう。しかし、社内で「使用期限」が設定された理由があるはず、現場の独断で決められたルールを無視するのは問題でしょう。
「はま寿司」で食事をしたお客様に健康被害がなかったことは、不幸中の幸いかもしれません。
はま寿司期限切れ寿司ネタ提供「犯人は本当にバイトだけ?」
「はま寿司」の社内調査では、今回問題が発覚した「はま寿司 郡山堤店」の店長は、期限切れ食材のラベル張り替えについて、指示もしておらず全く把握していなかったようです。
ということは、当該店舗で働くバイトの独断だったのでしょうか…。
・社員の店長は張替えを知らず、指示も出していたなかった
無茶苦茶やな。社員の店長以外、だれが張り替えて得すんだよ。時給で働くバイトが、なんでわざわざ自分の仕事増やすんだよ。
はま寿司期限切れ寿司ネタ提供「他店舗でも横行か」
今回発覚した「はま寿司 郡山堤店」の「使用期限切れ」食材の提供と、「ラベル張り替え」問題。「はま寿司」は全国に570店舗ありますが、今回発覚した問題は570分の1なのでしょうか。
はま寿司の広報は「お客さまを不安にさせる行為にはしっかりと対応していく」としています。
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