アルコールや薬物の依存症問題の専門家が、コンビニの菓子売り場にアルコール入りの菓子が売られているとしてSNSで注意を呼びかけました。売られていたのは「ぷっちょグミ」などを販売しているUHA味覚糖の新商品「パリピ気分」。
20歳未満の間で、酔えるグミとして口コミで広がっています。子供でも年齢確認せずに購入できるので注意が必要です。
2022年1月13日追記
酔えるグミ「パリピ気分」のアルコール分は?
UHA味覚糖「パリピ気分」
アルコール含んでいる(それがウリ)のに本当に子供向けお菓子コーナーの低い段(幼稚園・低学年向け)に置いてあるのね。
開封時にクソちっせぇ「子供と運転時の注意」とアルコールの文字も消える
あたまおかしい pic.twitter.com/kICcwcwIhe— 1/6まで帰省してますが空き巣に入らないでください (@09ip) January 5, 2023
UHA味覚糖の酔えるグミ「パリピ気分」に含まれるアルコール分は2%です。UHA味覚糖の公式ホームページにも記載されていますが、お子様やお酒に弱い方・妊娠・授乳中の方、運転する方も注意が必要ですね。
飲料メーカーサントリーが販売している缶酎ハイ「ほろ酔い」シリーズのアルコール分が3%なので、酔えるグミ「パリピ気分」のアルコール分2%は商品名通り、お酒に弱い方なら簡単に酔ってしまいます。
酔えるグミ「パリピ気分」はなぜ年齢確認しなくても買える?
【注意喚起】#酔えるグミ として一部で流行中の「パリピ気分」ですが、コンビニ等のお菓子売り場でも陳列されています。保護者が注意書きを見落とす恐れがありますので、販売店の方々には酒類同様の取り扱いを徹底していただきたいです。大人の責任として、子どもが口にすることを一緒に防ぎましょう。 pic.twitter.com/nmMOlEtEgn
— 風間 暁|Akatsuki kazama (@k6rm6) January 4, 2023
酔えるグミ「パリピ気分」は、コンビニの菓子売り場で目撃されていますが、なぜ年齢確認されずに買えるか調査しました。販売元であるUHA味覚糖の公式ホームページでは、酔えるグミ「パリピ気分」はソフトキャンディに分類されています。
アルコール分が入った菓子が子供でも買えるコンビニの菓子売り場にあるため、UHA味覚糖に問い合わせた方に対する回答として、UHA味覚糖は以下の返答を行っています。
本製品は年齢制限のある製品ではないため、アルコール入り菓子としてお菓子コーナーにて販売しております。
酔えるグミ「パリピ気分」は、缶酎ハイとほぼ同等のアルコール分が含まれるアルコール入り菓子ですが、商品の分類としてはソフトキャンディのため、購入時に年齢確認は必要ありません。
上述のように、年齢確認せずに気軽に買えてしまうことで、未成年の間で口コミで広がっています。
酔えるグミ「パリピ気分」以外に買えるアルコール入り菓子はある?
お酒入りのお菓子に新入りが!
洋酒入りチョコレートのラミーはアルコール3.7%、バッカスは3.2%
それに対してパリピ気分は2.0%しかないですが、チョコはパッケージにお酒のリアル目のCGイラストが使われているのに対し、パリピ気分(ソフトキャンディ)は文字での注意のみなのでお子様の誤食に注意! pic.twitter.com/r62FgDNREu— さむかわまゆう (@samukawa_mayu_3) January 4, 2023
話題になっているUHA味覚糖の酔えるグミ「パリピ気分」以外に、コンビニの菓子売り場にアルコール入り菓子がないのか調べました。コンビニの菓子売り場で買えるアルコール入り菓子は、洋酒を使用したチョコレートが代表的です。
では、コンビニで売られている洋酒を使用したアルコール入りのチョコレートには、どのくらいのアルコール分があるのかご紹介します。
・ロッテのチョコレート「ラミー」:アルコール分3.7%
・ロッテのチョコレート「バッカス」:アルコール分3.2%
酔えるグミ「パリピ気分」未成年が買えないようにできる?
7歳の子供がコンビニでこんなの買ってきた。
パリピ気分、アルコール分2%、お酒入ってます。
これダメでしょ‼️
UHA味覚糖さん、ちょっと考えたら分かるでしょ❓
多分すぐ生産中止乙。#uha味覚糖 pic.twitter.com/6YboBKlg3S
— 【WGBH】今井崎official🌈imaizaki_official (@beautymaniaxxx) January 3, 2023
コンビニのお菓子売り場で簡単に買うことができる酔えるグミ「パリピ気分」。未成年が買えないようにすることはできるのか気になりますが、結論から言うとそれはできません。
なぜなら、酔えるグミ「パリピ気分」は、商品の分類がソフトキャンディであり、アルコール入りとはいえ「菓子」として販売されているからです。しかし、未成年が簡単に手に取れないよう工夫することはできます。
・お菓子売り場ではなくおつまみコーナーに置く
・子供が手の届かない高さに陳列する
・ポップなどを利用してアルコール入りが分かるようにする
・パッケージのデザインを変更する
パッケージのデザイン変更は、販売元にしかできませんが、それ以外の工夫は販売店であるコンビニでもできますね。それ以外に、家庭でも未成年に注意喚起することで、少なくとも間違えて買ってくるということは防げます。
酔えるグミ「パリピ気分」コンビニ菓子売り場に!?未成年口コミで広がるのまとめ
未成年でも買えるアルコールと呼ばれるキャンディ、「パリピ気分」を購入してみた。 1個食べてみたが、「確かにこれは運転NGだな。」と実感。食べた後に思い出したのだが、アタイが今服用中の薬はアルコールと煙草厳禁なんだよな…。やっちまったなぁ…。 pic.twitter.com/EUQM2gYOTy
— 荒木ロベルト弘文(旧マチルダ)🤮🙀🐮🐰 (@fury_matilda) January 6, 2023
アルコールや薬物の依存症問題の専門家が、コンビニの菓子売り場にアルコール入りの菓子が売られているとしてSNSで注意を呼びかけた、UHA味覚糖の酔えるグミ「パリピ気分」。
商品に含まれいるアルコール分は2%と、お菓子にしては高めです。しかし、商品分類としてはソフトキャンディのため、アルコール入りのお菓子として、コンビニの菓子売り場で誰でも購入できます。
実際にSNSでは、「子供が買ってきた」「子供に食べさせるところだった」といった声もあります。アルコールが含まれるお菓子なので、未成年が間違えて買うことがないよう工夫をするなど注意喚起が必要です。
2022年1月13日追記
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